本来なら本体内部でサムネイル生成を行いたかったのですが、javaではマトモなブラウザコンポーネントがないため（lobo browserでテスト実装したところ、googleですら崩れてて数回サムネイル撮ったらCPU100%に張り付いて死にました…）、C#でIEコンポーネントを使い、単体のサムネイルサーバとして実装することにしました。
出張中の30%プロジェクトとして書いてたのですが、思ったより時間が余り、80%プロジェクトぐらいの勢いで進みました。
まだちょっと微妙な点はありますが…とりあえずリリースしてみます。
サムネイルサーバ(thumbserver.exe)は、URLと各種オプションを与えられると、URLが指すページをレンダリングして画像イメージを返します。nRripper側は単にimgタグで参照しているだけです。
1ページのレンダリングに数秒〜十数秒程度かかるため、キャッシュは必須ということで、SQLiteを使ってキャッシュしています。一度キャッシュが効くと数ms〜数十ms程度で返ってくるのでレスポンスはまあ問題ないかと。
サムネイルサーバのソースはC#で20KBぐらいのものなので、こういうところにはMSの力を感じますね。nRipperへの依存もとくにないため、他の使い道もありそうです。
問題点としてはIEコンポーネントを使用しているので、windows以外の環境で動作しないことです。ネットワーク内に一台でも稼働していれば大丈夫なのですが…。我が家からwindowsが消える際には何か別の方法を考えなくてはいけません。（そんな日が来るのかな…？）
