サーバをリプレイスしたときのメモ1 ntfsからext3へ


windows上のvirtual server 2005で以前から仮想化はしていたが、

  • bacuraを導入したい
  • linuxのノウハウが欲しい
  • そろそろwindowsも終わりそうな気がする

などの理由からCentOSにリプレイスすることにした。

以下のような構成を構築する

    xen, samba, bacura-sd, bacura-fd

    trac+mercurial, bacura-fd

    bacura-dir, bacura-fd
...

    bacura-fd
...

    bacura-fd

    bacura-fd
...
サーバは全てlinuxにしたいところだが、以前の環境でしか動かないものがあり、それはlegacyとして仮想化した。

alice, Domain-0インストール

CentOS 5.3 x86_64を選んだ

  • desktop: gnome
  • server
  • server GUI
  • 仮想化

にチェックして進める


インストールが終わったら、

ntfsをマウント

以前の環境のディスクはntfsでフォーマットされている。そのままでは読めないので以下の手順で進める。
xenを使っている関係で、kernel-xen-develを先にインストールしておく必要がある。

# yum install kernel-xen-devel

rpmforgeを追加して

# wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/rpmforge-release/rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.x86_64.rpm
# rpm -ivh rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.x86_64.rpm

# yum install fuse fuse-ntfs-3g dkms dkms-fuse

以下でマウント

# mkdir /disk/1
# mount -t ntfs-3g /dev/sdb1 /disk/1

マウントに失敗するようなら

kernel-xen-develでなくkernel-develが入っていないかチェックする。


いくつかntfsのディスクがあったので、空のディスクを一つ追加して、順にファイルを移動し、ext3にコンバートした。

ntfsを消してext3パーティションを作成する

//アンマウント
# umount /dev/sdb1
//パーティショニングツール
# parted /dev/sdb

以下、parted内でのコマンド操作

//状態を確認する
print
//パーティション1を削除
rm 1
//ラベル
mklabel
    gpt
//パーティション作成
mkpart
//ディスクのシリアルナンバーなどを設定すると後々楽
    適当な名前
//プライマリ
    primary
//フォーマット
    ext3
//最初から
    0
//最後まで
    -0
quit

//partedではext3はフォーマットしてくれないので
# mkfs.ext3 /dev/sdb1
//全部使う
# tune2fs -m 0 /dev/sdb1
//マウント
# mount /dev/sdb1 /disk/1

マウント出来たらfstabに書いておく

# vi /etc/fstab

+/dev/sdb1    /disk/1    ext3    defaults    1 2


以下、tips集

全てのディスクを確認する

# fdisk -l

あるパーティションのステータスを確認する

# df /dev/sdb1 -h

HDDのスタンバイ時間設定

20分後にOFF

# vi /etc/rc.local

+hdparm -S240 /dev/sdb

smartdが眠ってるHDDを立ち上げないように

# vi /etc/smartd.conf

-DEVICESCAN -H -m root
+DEVICESCAN -H -m root -n standby,q

NEC Express5800/110GdでオンボードのHDDがhda, hdbなどと認識される(SATAだと認識されない)

DMAが効いてないのでものすごく遅いはず。
alice, Domain-0 はこの機種で、ハマったのでメモしておく。


BIOS

SATA Controller Mode Option -> Enhanced
SATA AHCI Enable -> Disabled

とすると(OSインストール後に変更しても)OK。


OSインストール後に

SATA Controller Mode Option -> Enhanced
SATA AHCI Enable -> Enable

にするとpanicになる。




サーバをリプレイスしたときのメモ1 ntfsからext3
http://d.hatena.ne.jp/ruby-U/20090728/1248721117
サーバをリプレイスしたときのメモ2 xenの上に最小のCentOS 5.3をインストールする
http://d.hatena.ne.jp/ruby-U/20090729/1248760935
サーバをリプレイスしたときのメモ3 xenの上にwindows 2000をインストールする
http://d.hatena.ne.jp/ruby-U/20090730/1248760993
サーバをリプレイスしたときのメモ4 sambaをインストール、パフォーマンスを最適化する
http://d.hatena.ne.jp/ruby-U/20090731/1248761382
サーバをリプレイスしたときのメモ5 CentOS 5.3のtips(Domain-0, Domain-U 問わず)
http://d.hatena.ne.jp/ruby-U/20090801/1248766003
サーバをリプレイスしたときのメモ6 baculaの設定と運用
http://d.hatena.ne.jp/ruby-U/20090802/1248774098